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【世紀末感】電車のドアが開いたら超巨大工場が登場! 福岡県「船尾駅」がまるでマッドマックスの世界

   

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【世紀末感】電車のドアが開いたら超巨大工場が登場! 福岡県「船尾駅」がまるでマッドマックスの世界

JR九州後藤寺線の「船尾駅」は、いわゆる典型的な無人駅である。10年以上前に駅舎が解体され、駅構内にはこじんまりとした待合室がぽつんと佇むのみ。どうやら地元の人も駅の存在は知りつつも、足を運ぶ機会はほとんどないらしい。移動手段はもっぱら車なのだとか。

今回の目的地は、そんな船尾駅だ。理由は後述するとして、1駅隣のこちらも無人駅「筑前庄内駅」から1両編成の後藤寺線に乗車。ガタンゴトンとほのぼの田園地帯を進んでトンネルの中へ。そして長いトンネルを抜けると……う、うおおおおおおおおおお

・後藤寺線

福岡県飯塚市の「新飯塚駅」と田川市の「田川後藤寺駅」を結ぶ後藤寺線。約13キロの短い路線だが、もともとは石炭や石灰石を運ぶ貨物線だったらしい。石炭と石灰石はそれぞれ「黒ダイヤ」「白ダイヤ」と呼ばれ、ここら一帯(筑豊エリア)の繁栄の象徴とされているのだ。

この「もともとは貨物線だった」という予備知識がけっこう重要で、何も知らずに乗車をすると度肝を抜かれることになる。そう、冒頭でお伝えした “衝撃のクライマックス” が船尾駅手前で訪れるからだ。

前置きはこのくらいにして、筑前庄内駅から「田川後藤寺行」に乗車。昭和生まれのキハ40系で船尾駅へGO!

んで、スグ隣が船尾駅だから、クライマックスは待つことなくやってくる。もったいぶらずに言ってしまうが、長いトンネルを抜けた先に現れるのは……超巨大セメント工場。いきなりのインディジョーンズ状態にドキドキが止まらないだろう。

車窓の「世紀末感」がえげつない。

そして船尾駅に到着。ドアが開くと……

マッドマックスの世界へようこそ」である。

あまりの光景に目を疑いたくなるが、こちらは昭和初期に操業を開始した「麻生セメント」の田川工場だ。トラックが行き来し、工場からは機械音が響く……無人駅と巨大工場のギャップがいかつ過ぎるだろ。

・田川後藤寺駅から

つづいて、田川後藤寺駅から船尾駅に来るパターンの車窓を確認してみたのだが……やはり迫りくる工場の迫力はヤバい。「こちらでは人類を救うロボットを製作しています」と車内アナウンスがあっても疑わないだろう。それほど “突然現れる巨大工場” にロマンを感じるのだ。

・駐車スペースも数台分あり

なお、船尾駅には数台分の無料駐車スペースもある。電車に乗ってジワジワ迫ってくる工場群を見学するのも良いが、撮影メインで楽しみたい方は船尾駅を車で目指してもいいかも。ただ、その際は工場関係者の邪魔をしないよう注意して雰囲気を楽しんでくれよな!

・今回ご紹介した場所の詳細データ

名称 船尾駅
住所 福岡県田川市弓削田2877

Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

 - まとめ